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日韓鍼とEBMワークショップ

8回日韓鍼とEBMワークショップ(韓国・全州)参加報告

 

国際部長 若山育郎

 

チョンジュ(全州・Jeonju)は、ソウルから南に約230kmの位置にある人口約62万人の都市である。ソウルからは高速バスまたは高速鉄道KTXで約2時間半〜3時間を要する。昔から味の都、味の故郷として有名な地で、2012年には世界で4番目にユネスコ「美食の都(City of Gastronomy)」に選ばれている。ビビンバ発祥の地としても有名である。

今回の日韓鍼とEBMワークショップはチョンジュで開催された。テーマは「鍼灸の安全性」であった。

 2017326日(日)Jeonbuk National University HospitalMo-hak Hallにおいて午後130分からワークショップが始まった。日本、韓国ともに2名ずつ講演し、その後討論する形である。座長は日本から山下仁(森ノ宮医療大学大学院)、韓国からはSong Ho Suep (Gachyun University)が担当した。以下に演題名を示す。

 

1) 菊池勇哉(宝塚医療大学)

Present Status of Safety Issue onAcupuncture and Moxibustion in Japan

2) 古瀬暢達(大阪府立大阪南視覚支援学校理療科)

Introduction to Prospective Surveys onAdverse Events Associated with Acupuncture and Moxibustion Conducted in Japan

3) Kim Sung Chul (Wongwang University)

Clinical characteristics of poor respondersto acupotomy and safety pretreatment management

4) Nam Dong Woo (Kyung Hee University)

Review of Adverse Events of Korean MedicineTreatment Reported in the Journal of Korean Acupuncture & MoxibustionSocieties (JKAMS) and the Journal of Clinical Thesis Korean Acupuncture &Moxibustion Society (JCTKAM)

 

 大韓鍼灸学会は全日本鍼灸学会の最も重要なパートナーである。日韓鍼とEBMワークショップは、現在まで、日本、韓国と交互に開催国を変えて継続している。韓国における韓医師数は約2万人で、日本における鍼灸師よりも数は少ないが、その教育制度は6年制であり、クリニックのみではなく大学病院をはじめとする病院で治療を行っている。また、韓医師には若くて優秀な人材が多く、学会組織も非常にしっかりと運営されているため、我々が学ぶべきことは非常に多い。今後は交流をさらに発展させるとともに、全日本鍼灸学会も若い人材を育成し組織的に対応していく必要性を痛感した。

なお、本ワークショップの詳細は全日本鍼灸学会雑誌672号(2017)に掲載した。



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